これまで生前整理と言えば、財産や家・土地を誰に譲るのか、名義やお墓をどうするかといった相続に関わる対策や身辺整理が中心でした。しかし近年、人間の節目のあとに新しい生活を、快適に過ごすための整理が注目されるようになりました。
遺品とは、故人が使っていたものや所有していたもの全ての総称です。
客観的に見て金銭的価値の高くないもの全般が遺品とされています。
形見とは遺品の中でも、故人が生前よく身につけていたり、日常的に使っていたもの、大切にしていたもののことで、残された家族のよりどころとなるものを指します。
形見整理を行う際にはきちんと誠意を持って作業を行うことが故人への供養にもなるため、不用品の処理などには十分注意しましょう。